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【退職前の看護師さん必読】上司からの有給消化拒否は違法です!

【退職前の看護師さん必読】上司からの有給消化拒否は違法です!
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こんにちは!節約ナースのもっちです!

御覧いただきありがとうございます!

さっそくですが、看護師の皆さん。有給、ちゃんと消化できていますか?

特に転職を考えているそこのあなた!

「有給余ってるけど、休みなんてもらえないし捨てるしかないか…」

なんて思っていませんか?

その有給、ちゃんともらえますよ!!!

というか、有給をあげないのは法ですっ!!!!

今回は、私が実際に40日の有給を全て消化できた方法についてお伝えします。

それでは一緒に見ていきましょう!

そもそも有給ってなぁに?おいしいの?

1.有給とは

有給とは、正式には年次有給休暇と言います。年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保護するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。

(厚生労働省㏋より一部抜粋 2023.06.01閲覧)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/index.html

つまり、有給とは、【お給料はちゃんとあげるから、ゆっくり休んで疲れを取ってね~】という国の制度のことなんです。

2.有給消化は労働者の権利

年次有給休暇は、労働者が請求する時季に与えなければならないと労働基準で定められています。使用者は、労働者が請求をした時季に年次有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合にのみ、他の時季に年次有給休暇を変えることができますが、年次有給休暇を付与しないとすることはできません。パートタイム労働者など、所定労働日数が少ない労働者についても年次有給休暇は付与されます。

(厚生労働省㏋より一部抜粋 2023.06.01閲覧)

労働基準法にきちんと【労働者が請求する時季に与えなければならない】と明記されていますね。これは法律で決まっていることなんです。ちなみに、退職時の有給消化については、時季をずらすとなると退職日がずれてしまうため、時季の変更はできません。このとおり、有給消化は、国の法律で定められる私たち労働者の権利であることが理解できたかと思います。

 

強い気持ちで伝えてみよう!

1.お願いではなく断言しよう

有給消化は、国から定められた労働者の権利であることは十分理解できたと思います。

ですが皆さん?上司に頼むときにこんな頼み方をしていませんか?

あの~、有給を少しでも消化したいなぁと思っているんですけど~…

すごく日本人らしい。すご~く日本人らしい謙虚な伝え方ですね😊

でも、わたし言いましたよね?有給消化は労働者の権利です!と。

権利を主張するのに、なぜそんなに低姿勢でお願いする感じになるんですか?

退職にあたり、有給を全て消化し退職しますので、勤務調整をよろしくお願いします!!

これです、はい。この一言です。有給消化したいんじゃなくて、するんです!だって国の法律で認められてるんですから。これくらい強気でいかないと、退職時の有給消化なんてできません、マジで。私も↑この言い方で伝えました。

2.計画的に消化できるよう提案しよう

とはいえ、ね?なるべくなら穏便に済ませたいじゃないですか。退職前に上司を敵に回したくないですよね?しかもシフトで働いてる看護師なら、なおさら勤務調整が大変なこと重々承知ですよね。

なので、半年くらい前から有給を少しずつ消化できるように、スケジュールをこちらから上司に提案するんです。例えば、、、

〇月〇日付けで退職を考えています。

つきましては、有給を全て消化し退職したいので、来月から毎月5日ずつ有給を消化させていただき、退職まで残り1か月になる〇月〇日から退職日までは、すべて有給消化でお願いします。

有給の残日数から逆算すれば、有給を全て消化するために、毎月どれくらい休めばよいのかが分かるかと思います。上司との関係性をギクシャクさせないためにも、早めに申し出て提案してみましょう!

ちなみに私は、退職3か月前に上司に伝えましたが「もっと早く言ってよ!」と怒られました(笑)

 

それでも上司にダメだと言われたときは…

これね、たぶん言われます。看護師さんどこも不足してますからね。そんなに休まれたらシフト回らないとか言われます。私も言われました。なんなら、総看護部長にも言われました。「あなたが休むことで、他の人に迷惑がかかるのよ?」「誰もそんなこと言わなかったわよ?」「あなたにだけ、こんなに休みをあげられないわ。

このなかのどれか、もしくは全てを言われるでしょう(笑)

でもね、そんなの関係ないです。だって権利だもん!国が認めてるんだから、文句あるなら国に言えってんだ!それに、有給をあげられないっていうのは違法ですからね。何回も言いますけど、法律違反です。訴えたら勝てます、私たち。

なので、もし上記のことを言われたら、まずは院内の担当部署や組合に相談してみましょう。こういう部署の人たちは、有給を与えないのは違法だと知っているので、動いてくれると思います。もし、それでも何も変わらなければ、迷わず労働基準監督署へGo~☆彡

会社が何も動いてくれないなら、労基に行くしかないです。というか「労働基準監督署に相談してみます。」の一言だけでも効果があるかもしれません。監査が入ったらまずい立場になるのは病院のほうなのでね。労基に行く際には、有給消化をを拒否されたという証拠が必要なので、ボイスレコーダーに録音しておくか、書面に有給消化はあげられないと一筆書いてもらいましょうね😊

・有給とは、国で認められている労働者の権利である

・会社側が有給を拒否するのは、国の法律に違反している

・計画的に有給を消化できるよう、強い気持ちで上司に提案する

・ダメなときは、証拠を持って労基へGo!!

今まで一生懸命働いてきたんだから、もらえるもんはもらって退職したいですよね!

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです!

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もっち
現役看護師のもっちです!看護師として療養型病院で働きながら、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を生かし、看護師さんの資産運用やお金の貯め方、副業について情報を発信しています。今よりもちょこっとだけ自由に生きたいなと思っている看護師さんを応援します◎

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